授業案内
国語での高得点には何が必要なのでしょうか。センス?慣れ?考える力?
泉巌会は「国語力=論理的思考力+課題解決能力」と定義します。
国語を苦手とする全ての生徒さんは、これらの処理のどこかでつまずいています。
そのつまずきを見つけ、解決していくことこそ国語指導の目的であると考えています。
「読める」ようになるための方法を少しだけ紹介します。
①線引きを徹底すること
内容把握のためには、文章中の論理関係を把握することが必要です。
現状で読めない子も、線引きを行うことで最低限は文章を理解することができるようになります。
また、国語で得点できている子も、より高得点を狙うことが可能です。
泉巌会では「必ず分かる」線引き方法を指導します。
②音読をすること
文章を読めない時、文節の区切りがそもそも分かっていない場合があります。
極端な例を示すと
「わたしは/りんごを/食べました。」
を
「わたし/はりん/ごを/食べました。」
といった具合に読んでしまっている場合もあります。
当然、文字を追うこと自体に必死になってしまい、内容を理解するには至りません。
このような場合には正しい音読を指導することが非常に効果的です。
泉巌会で指導を行うと同時に、ご家庭でもご協力をお願いしています。
「解ける」ようになるための方法を少しだけ紹介します。
①センスに頼らず本文確認
「どうしてうちの子は国語を解けないんですか?」と聞くと、
「慣れていないからですよ。そのうちスーッと解けるようになります。」
と答える人もいるようですが、残念ながら不正解です。
泉巌会の講師は本文中の根拠の特定に重点を置きます。
難関校になればなるほど、設問指示から論理的に解答を導き出すことを要求してくるからです。
「センス」は主観的な直感ですが、「論理」とは客観的なものです。
設問の指示から本文中の根拠へと確実に至るための正しい方法を身につけ、
テストで実践できすように指導いたします。
②問題形式別の指導
国語はただ単に「わかる」だけでは得点になりません。
抜き出し、記述、選択など、求められた形式に従って、答えを微修正する必要があります。
さらに短い制限時間の中で効率よく解いていくためには、ひとつひとつの問題で「どう答えよう…」と迷っている時間はありません。
感覚に頼った解答ではなく、「どう答えるか」「どこまで答えるか」について確信を持てるレベルになれば、
制限時間内に正確な解答を導き出すことが可能となります。
泉巌会では講師ひとりひとりの豊富な指導経験に基づき、
生徒さんが苦手な問題形式をいち早く把握して最適な指導を行います。